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繊維業の先行き

2017年01月07日

参加したセミナーの資料から 

 
以前に参加したセミナーの資料を読み返してみた。5年経っても日本の状況はあまり変わっておりません。

イギリスやフランスの繊維業を例にとりながら、今後の日本はどうあるべきかという内容のセミナーでした。

重要なことが3点ありました。

1.人材の確保  
高年齢の技術者の再雇用、学校と連携して、学生の時から企業のコンペに参加したり、インターンシップで会社の内部で働いたりして、若い人材を育て就職に結びつける。売上を追うのではなく、利益率を追って、賃金のアップをする。日本の繊維業の賃金は、他の業種に比べたら低いが、少しずつはアップしている。

2.設備投資  
古い設備も必要だが、効率やロスを考慮し、自社の得意分野に積極的に投資していく。景気の悪い時期は、次には必ず良い時期が来るので、そのために低成長の時に設備投資を行い準備をしていくことが大切である。ただし、高度成長の時と同じ形では、来ないので、昔の良かった時の考えを捨てないといけない。適正規模に縮小することも大切。ヨーロッパの企業を見ていると1工場当たり、7人から15人くらいの中小企業が残っている。

3.開発 
「安くても値打ち」なものから、「良かろう高かろう」へ、値段以上の付加価値をつけ値打ち感があり、顧客の好みに合えば買っていただける。
量より質の商品を開発。日本の技術は、NO1。
糸の部分の開発。原料の部分から紡績撚糸の部分まで含めると出来る糸は無数にある。
生地の後加工の開発。機械でない部分の人の技術力や、細かい段取り等は、日本の得意とする分野である。
また、需要のあるものを作ることは、価格競争に巻き込まれる。需要を新たにつくる商品の開発も必要である

以上のような内容でした。
これから先を予想して、どのように考え、行動していくかが大切であると思いました。